DeNAが巨人に手痛い連敗、ベテラン右腕井納は後半戦勝ち星なしの7敗目

1点を追う7回、1死満塁の勝負機で降板告げられる

 DeNAの井納が19日の巨人戦に先発したが、6回1/3を投げて5安打5失点で7敗目。後半戦は5戦3敗と、今だに勝ち星を手にしていない。

 1回にいきなり陽岱鋼に右翼線二塁打を許したが、後続のマギー、坂本、阿部をいずれも内野ゴロに仕留める落ち着きぶり。3回に7月月間MVPに輝いた桑原のソロで1点をもらうが、5回に亀井の二塁打と長野への死球などで2死二、三塁とされると、再び陽に二塁打を浴びて逆転を許した。

 味方打線は相手の先発・菅野を打ち崩せずに1-2で7回に入ると、井納は先頭の亀井に四球。長野には左中間への二塁打。小林誠を敬遠気味の四球で歩かせて満塁に。菅野を三振に斬った後、この日、二塁打2本の陽を迎えたところで平田と交代した。平田は陽を抑えたが、続くマギーに痛恨の満塁弾を浴びた。

 井納の降板時の球数は92球。スタミナはあるタイプだけに続投は可能な状態ではあったが、ピンチで相性の悪い陽を迎えたことが降板へつながった。

 31歳の井納は開幕から先発ローテを守っており、若手中心の投手陣のなかで信頼度の高い存在。大崩れはしていないが、シーズン佳境に入っているだけに結果が求められる。

(Full-Count編集部)

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