「ミギータ」ことホークス真砂の覚醒はいつ? 1軍でつかんだ“秘密”のヒント
通用した部分は「ない」も…つかんだ「ヒント」
「1軍であんなに打席数をもらえると思っていませんでした。いい経験をさせてもらいました。勉強するところがまだまだたくさんあるなと感じました。相手の配球とか、調整の仕方とか、いろいろあります。何をしないといけないのかが分かった」
「通用した部分? ないです。まだ通用しない。自分ではまだまだかなと。それがあったら、1軍に残れていると思うので。ただヒントは掴んだような気がする。何か? それは秘密です。言ってはダメなので(笑)」
3試合にスタメンで出場した。13打席で1安打。だが結果以上に、感じられた課題は大きかったようだ。ファームに降格して迎えた最初の試合となった18日のウエスタンリーグ・中日戦(タマスタ筑後)では、いきなり8号3ランを放って、結果を出した。150キロを超える球速を誇る中日・福谷浩司との対戦で、これまでの課題だったストレートをはじき返した1発だった。
「今日打ったのはストレートですし、ストレートを打てるようにはなっている。どう打っていたからダメだったか、とかを考えてやっていかないといけないですから」
まだ課題はたくさんある。ただ、それは1軍を経験をした上で見つけられたものでもある。真砂の研鑽の日々は続く。1歩ずつ、地道にステップアップしていく。