甲子園出場組12選手、“不出場組”8選手 U-18W杯で初優勝目指す高校日本代表
甲子園で現在4本塁打の中村は順当にメンバー入り、清宮&安田の大砲コンビも選出
NPBエンタープライズは20日、「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」U-18代表の出場選手20人を発表した。大会は9月1日からカナダのサンダー・ベイで開催。日本は初優勝を目指す。
ここまで4本塁打を放っている中村奨成捕手(広陵)や、神奈川県大会で4試合連続本塁打を放った増田珠外野手(横浜)ら、甲子園で話題を呼んでいる強打者が順当にメンバー入り。一方で、今回は今夏の甲子園“不出場組”も多くメンバー入りした。
高校野球史上最多タイの通算107本塁打を放っている清宮幸太郎内野手(早実)や、安田尚憲内野手(履正社)ら、世代トップレベルとされる大砲が選出。さらに、三浦銀二投手(福岡大大濠)、櫻井周斗投手(日大三)、古賀悠斗捕手(福岡大大濠)、鯨井祥敬内野手(東海大市原望洋)、小園海斗内野手(報徳学園)、井上大成(日大三)と、計8選手がメンバーに入った。
オコエ瑠偉(関東一)、平沢大河(仙台育英)、当時1年生の清宮らを擁した2015年の前回大会は、惜しくも決勝でアメリカに1-2で敗れたが、好試合の連続で大きな盛り上がりを見せた。20選手の中で、同年の夏の甲子園に出場していなかったのは、高橋純平投手(県岐阜商)、森下暢仁投手(大分商)、勝俣翔貴投手(東海大菅生)、津田翔希内野手(浦和学院)、宇草孔基内野手(常総学院)と5選手。W杯で印象的な活躍を見せた選手が多かった。
前回大会よりも、甲子園“不出場組”は3選手多いというメンバー構成の日本は今大会、オープニングラウンドでアメリカ、キューバ、メキシコ、オランダ、南アフリカと同じグループBに入っている。初戦の相手はメキシコ。初の頂点に手が届くのか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)