前田健太は“当落選上” ドジャースのプレーオフ先発ローテ“4番手”は?

前田は現状「ブルペン行きが現実的」?

 日本人右腕に関しては、この2シーズンで「いい投球を見せている」と評しつつ、昨季のポストシーズンで3試合に先発し、0勝1敗、防御率6.75だったことを紹介。今季徐々に調子を上げてきたことを認めつつも、早い段階で降板する試合が多いことに触れ、「現時点ではポストシーズンでブルペン行きとなることが大いに現実的だ」と予想している。

 そのほか、挙げているのは韓国人左腕の柳賢振、37歳のベテラン左腕リッチ・ヒルの2投手。ここまで柳は19登板で4勝6敗ながら防御率3.45、ヒルは18登板で9勝4敗、防御率3.54を記録しており、記事では「現時点ではドジャースは4人目の先発をヒルで臨むことが得策だろう。彼は最高の空振り三振を奪うポテンシャルを持っており、3人の候補者の中で最高のボールを持っている」と指摘している。

 前田は7月7日のロイヤルズ戦以降、自身5連勝をマークしていたが、20日(日本時間21日)の敵地タイガース戦では6回5安打4失点で5敗目(11勝)を喫した。5回までパーフェクト投球を見せながらも6回に突如崩れての黒星だった。

 それでもオールスター前の16登板(14先発)7勝4敗、防御率4.38に対して、オールスター以降は6登板4勝1敗、防御率2.70と、調子を上げてきたのは確か(通算では22登板で11勝5敗、防御率3.88)。この日、1か月半ぶりとなる黒星を喫したが、終盤戦の投球で首脳陣の信頼をつかめるか。ダルビッシュとともにドジャースを牽引する投球に期待したい。

(Full-Count編集部)

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