巧打の三塁手がスーパー横っ飛び捕球、実況興奮「ゴールドグラブ級の名手」
首位打者争いのターナーが守備でも勝利に貢献
早くも今季90勝を挙げたドジャースは、ナ・リーグ西地区で2位以下に20ゲーム以上の差をつけて独走態勢にある。好調のチームを支える一因は爆発力のある打線だが、8月24日現在、打率.331で首位打者争いの渦中にあるジャスティン・ターナー三塁手の貢献度は大きい。巧打のイメージが強いターナーだが、24日(日本時間25日)敵地でのパイレーツ戦では、守備でスーパープレーを披露した。
1-1の同点で迎えた3回裏。2死一塁の場面で、パイレーツのベルはドジャース左腕の柳が投じた3球目をフルスイング。強烈な打球が三塁線を襲った。ファウルラインを割らずにワンバウンドした打球はそのまま左翼へ抜けるかと思われたが、三塁を守るターナーが決死の横っ飛びジャンプ。見事打球をグラブに収めると、腹ばいの着地からすぐさま起き上がって、一塁へ鋭い球を投げつけた。ワンバウンドした送球を一塁ゴンザレスが好捕してアウト。実況は「ゴールドグラブ級の名手ジャスティン・ターナーがビッグプレーを見せました!」と興奮の様子で伝えた。
MLB公式ツイッターは「長打? ターナーの目が光るうちはない」という言葉とともに動画を紹介。ファンは「KB(クリス・ブライアント)よりいい」「スゴいね! その調子、三塁手!」「最高の三塁手!」「アレナドよりずっといい」など、次々と称賛のコメントを寄せた。
1988年以来のワールドシリーズ制覇を目指すドジャースにとって、ターナーの打撃はもちろん守備も大きな財産となる。