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来季に向けたキーマンとなれるか ロッテ投手陣に新たな風を呼ぶドラ2右腕

8月18日のオリックス戦、9回を投げて被安打4、奪三振2、失点2の無四球完投でプロ初勝利を挙げた千葉ロッテの酒居知史投手。今季は苦しい戦いが続き、伊東監督の退任も決まっているチームに、若く頼もしい先発投手が現れた。

伊東監督も「新人らしからぬ」と称賛

 酒居はこの試合で岸と投げ合い、8回3安打8奪三振1失点の快投を披露。ふくらはぎがつったために完投を回避し、結果的にチームはサヨナラ負けを喫したものの、指揮官はその堂々とした投球に対して「次につながる」と明言した。

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 2度目の先発登板は8月11日の埼玉西武戦。初回から浅村に2ランを打たれ、持ち味であるテンポの良さを発揮できないまま、5回3失点でマウンドを降りるが、「酒居が最低限、踏ん張ってくれたので、早く追いついてあげたかった」と語る角中の同点弾などで、チームは勝利を収める。

 そして8月18日、オリックス戦。大阪府枚方市出身の酒居は、2回裏と9回裏にそれぞれ犠飛とソロで2点を失うものの、無四球完投を果たし、地元でプロ初勝利を手にした。4回裏から8回裏までオリックス打線を無安打に抑える好投。「本当に地元で初勝利できて、良かったです。まだまだ不甲斐ないピッチングをしている部分もありますが、最後までしっかり投げきって少しでも順位を上げられるように、チームに貢献していきたいと思います」と語り、伊東監督はこの日の投球を「新人らしからぬ」と称賛した。

 再昇格以降は3試合に先発、22イニングスを投げて防御率2.45と、チームの先発投手陣の中で1番の安定感を誇っている。今季エース格の涌井、石川両投手が本来の投球を披露できていないだけに、ファンの期待も急上昇中だ。

 入団会見のときには、理想の投手としてヤンキースの田中将大投手を挙げた酒居。今日8月25日は福岡ソフトバンク戦で先発することが決まっている。来季から新体制に生まれ変わるチームに欠かすことのできない先発投手になるためにも、残り試合も安定感のある投球を披露し続けたい。

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