前田健太、「MAEKEN」ユニで好投！　6回1安打1失点、12勝目の権利もって降板

2回に先制ソロ被弾も6回まで1失点、先発では自身メジャー最少の被安打1

　ドジャースの前田健太投手が25日（日本時間26日）の本拠地ブルワーズ戦に先発し、12勝目（5敗）の権利を持って降板した。2回に先制弾を被弾したものの、6回を1安打7奪三振1失点の好投。先発で被安打1は自身メジャー最少。6回に突如崩れた前回登板から見事立ち直った。

　大リーグの「プレーヤーズ・ウィークエンド」イベントの初日となったこの日、各チームの選手たちがユニフォームにニックネームを入れて臨む中、前田は「MAEKEN」の文字を背負ってマウンドに立った。

　その初回は1番テームズを見逃し三振、2番ウォーカーを捕邪飛、3番ブラウンを空振り三振と3人で斬る上々の立ち上がり。しかし2回、4番ショーを見逃し三振に仕留めた直後、5番サンタナに右翼席へソロ弾を被弾。先制点を献上した。

　それでも3回を3者凡退で終えると、4回は2死からショー、サンタナと連続四球を与えたが、続くボートを三飛に打ち取り、難を逃れる。するとドジャースはその裏、フォーサイスのソロ弾で同点に。前田が5回を3者凡退に打ち取ると、その裏にはグランダルが2死二塁から中前適時打を放って勝ち越しに成功した。

　前田が6回に2三振を奪って3者連続に仕留めると、ドジャースは直後、プイグがバックスクリーンへのソロ弾をマーク。貴重な追加点を奪った。前田は6回の打席で代打を送られ、お役御免となった。

　この日は6回84球、1安打7奪三振2四球1失点で12勝目の権利を手にして降板。前回のタイガース戦では6回に崩れて5安打4失点で5敗目を喫していたが、見事、修正し、防御率は3.76となった。

（Full-Count編集部）