巨人畠が7回1安打無失点11奪三振の快投で4勝目 阪神藤浪との投手戦を制す

打線は7回に一挙6点を奪取、藤浪は負けずに好投も7回に崩れて5敗目

 巨人は27日、本拠地での阪神戦に6-0で快勝し、勝ち越した。先発のドラ2畠が7回1安打無失点11奪三振と快投し、自身3連勝で4勝目(1敗)。打線は7回に均衡を破ると、一挙6点を奪って試合を決めた。阪神の先発・藤浪は6回まで2安打無失点の快投も、7回に崩れて5敗目(3勝)を喫した。

 試合は序盤から巨人畠、阪神藤浪の投手戦に。畠は初回、糸井、上本、福留を3者連続三振の立ち上がり。一方、藤浪は2安打を浴びながら無失点に抑えた。

 2回からは両投手が4イニング連続で無安打に抑える快投。畠は5回まで無安打8奪三振と圧巻の内容。6回は先頭の北條に二塁打で初ヒットを許したが、1死三塁から後続を断った。

 6回まで2安打投球だった藤浪は7回、1死から村田に死球を与える。これでリズムが崩れたのか、代走・重信に二盗を許すと、亀井にタイムリーツーベースを許し、ついに均衡が破れる。藤浪は暴投で亀井を三塁に進めると、長野は敬遠気味の四球で一、三塁に。ここで降板となり、桑原がマウンドに上がった。

 しかし、巨人は小林のセーフティースクイズで1点を追加すると、代打脇谷がヒットでつなぎ、満塁から陽岱鋼がセンターへ2点タイムリー。マギーのニゴロはフィルダースチョイスを誘って追加点を奪うと、阿部の犠飛でこの回6点目を加えた。

 8回はマシソン、9回はカミネロとつなぎ、巨人が快勝。勝ち越しに成功した。

(Full-Count編集部)

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