楽天と西武が痛恨のカード負け越し、1.5差のまま29日から直接対決へ

29日から仙台で2位決戦、5連敗中の楽天に僅差で迫る西武

 5連敗の2位・楽天は、8月は7勝16敗とスランプ。このカードも今季12勝3敗と得意にしていた北海道日本ハムに痛恨の3タテを食らい、福岡ソフトバンクとのゲーム差は9.5に広がった。前半戦、他チームより試合数が少なかった分、酷暑の8月に試合が詰まり、疲労もピークと言えるだろう。だが、後半戦序盤の怪我人だらけだった時期は脱し、主力はほぼ戻っている。死力を尽くしてでも、埼玉西武との直接対決で2位の座を固めたいところだ。

 この日、勝てば0.5ゲーム差に迫れた埼玉西武だが、悲観することはない。中軸打者へ成長しつつある山川選手が2本塁打。森選手も2安打を放った。秋山選手、浅村選手の3、4番コンビも好調。2位浮上へ、勝負の仙台決戦となる。

 クライマックスシリーズの第1ステージは2位チームの本拠地で行われるため、2位と3位では大きな違いがある。29日からは両チームの2017年シーズンのカギを握る3連戦となりそうだ。

【動画】ヘルメットが浮くほどの豪快なフルスイングから放った11号アーチ

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