侍U18代表の清宮を地元紙が異例特集「日本のベーブ・ルースがやってくる」

2015年の侍ジャパンU-18代表に選出された清宮幸太郎【写真:Getty Images】
2015年の侍ジャパンU-18代表に選出された清宮幸太郎【写真:Getty Images】

高校通算109本塁打の記録や、リトルリーグでの世界制覇も紹介

 U-18ワールドカップに出場する高校日本代表は、9月1日の開幕へ向けて、カナダのサンダーベイで練習を行っている。日本チームに対しては、現地での注目度も高まっており、地元紙「クロニクル・ジャーナル」は特集記事を掲載。主将の清宮幸太郎内野手(早実)について「日本のベーブ・ルースが街にやってくる」と伝えている。

 サンダーベイの地元紙は28日(日本時間29日)の記事で、日本がWBSC(世界野球ソフトボール連盟)の世界ランキング1位であることを紹介。そして、日本チームを牽引する清宮について「日本のスタースラッガーであるコウタロウ・キヨミヤは高校通算109本塁打という非公式記録を樹立しており、彼は代表の一員である」と報じている。

 清宮は25日の練習試合・千葉工大戦で高校通算最多記録を更新する108本塁打目をマーク。さらに、翌26日は練習試合・日大戦で109号を放ち、記録をさらに伸ばしてカナダへと乗り込んだ。地元紙がこの数字を紹介するほど、知名度は高い。

 記事では、「キヨミヤは2012年のリトルリーグ・ワールドシリーズで優勝を果たしている」と過去のキャリアにも言及。さらに、サンダーベイ国際野球連盟のウォレン・フィルプ理事までもが「代表として優勝を果たすため、彼はサンダーベイへと向かっている。クラブとしてだけではなく、日本代表としてもね」と、リトルリーグ・ワールドシリーズに続いての世界制覇に“期待”しているという。

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