ダルビッシュ、依然オフのFAランク1位 「契約の可能性ある球団」に名門ズラリ
オフのFA選手ランクでは常に1位「キャリアのほとんどでローテのトップ」
ドジャースのダルビッシュ有投手は、7月31日のトレード期限ギリギリで移籍後、4試合に登板して2勝1敗、防御率3.13と上々の成績を残している。腰の張りで10日間の故障者リスト(DL)に入ったものの、8月27日(日本時間28日)の本拠地ブルワーズ戦で復帰。5回3失点で移籍後初黒星を喫したが、デイブ・ロバーツ監督は内容に及第点を与えるなど、絶大な信頼を寄せている。
まずはドジャースでのワールドシリーズ制覇が最大の目標となるダルビッシュ。ただ、今季限りで契約が満了してフリーエージェント(FA)となるため、オフも大きな注目を集めることは確実だ。MLB公式サイトは、今オフのFA選手トップ10を特集する記事を掲載。ダルビッシュは相変わらずトップの評価を受けている。
記事の中で、トップ10の1位として名前が挙がっているダルビッシュ。寸評では「今季、ダルビッシュに浮き沈みがあったのは明らかだ。7月26日のマーリンズ戦では10失点、7月4日のレッドソックス戦では7失点、6月18日のマリナーズ戦では5失点を喫した。このことが、7月の有望株獲得に影響を及ぼした」と指摘。7月のトレードの際には、ダルビッシュと引き換えに獲得した選手が期待されていたような超有望株ではなかったとして、レンジャーズの首脳陣を批判する声もあった。それでも、オフのFA選手ランキングで常に1位に選出されてきた右腕の評価は下がっていない。
「しかし、ダルビッシュはメジャーキャリアのほとんどで、先発ローテーションのトップだった。ドジャースで彼は4試合に先発しxFIP 3.32、奪三振率11.3を記録している」