「自分たちで流れを作っていこう」―大勝発進の日本、光った2年生コンビ

走者一掃の二塁打を放ち3点を先取した藤原恭大【写真:沢井史】
走者一掃の二塁打を放ち3点を先取した藤原恭大【写真:沢井史】

初戦でメキシコに大勝、9番小園&1番藤原の2年生2人が大活躍

「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(カナダ・サンダーベイ)は1日、開幕した。オープニングゲームに登場した日本はメキシコと対戦し、10-1と快勝。幸先良いスタートを切った。選抜優勝右腕の徳山壮磨が7回2安打1失点と好投。続いて8回から登板した磯村峻平(中京大中京)が2回4奪三振で締めくくった。

 攻撃面では2年生コンビが躍動した。2回、1死満塁の場面で1番の藤原恭大(大阪桐蔭)が走者一掃の左翼線二塁打を放ち3点を先取した。「追い込まれてもボールに食らいついていこうと思いました。ああいう形で結果を残せて良かったです。初めての海外で緊張はありましたが、自分のバッテイングはできました」と振り返った。

 9番の小園海斗(報徳学園)は内野安打を含む3安打を放った。「(藤原について)いいところで打ってくれた」と小枝守監督。小園は守備でも難しいゴロを何度もさばいた。「(海外の球場は)土が硬くてバウンドが変わるのが日本と違う。あと、スライディングすると痛いんです」と本音を漏らしたが、攻守に渡り、勝利をアシストする働きを見せた。

2年生が一目を置く主将・清宮の存在「チームで1番雰囲気があります」

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