「自分たちで流れを作っていこう」―大勝発進の日本、光った2年生コンビ

2年生が一目を置く主将・清宮の存在「チームで1番雰囲気があります」

「9番と1番なので、自分たちで流れを作っていこうと言っています」(藤原)

「(中学時代の所属チームでは)藤原とは1、2番コンビでした。この大会は自分が出れば藤原に繋がる。いいバッターが後ろにいるのは頼もしい」(小園)

 息がピッタリなだけでなく、お互いを高め合える関係でもある。そして、チームに溶け込みやすい空気を作ってくれたのはキャプテンの清宮幸太郎(早実)だ。「清宮さんとは部屋に行ったりして色んな話を聞きました。打者としてもチームで1番雰囲気があります。間合いの取り方など、なかなか真似できないです」と藤原は話す。

 同部屋の3年生も気さくに接してくれる。そんな3年生がいるからこそ、2年生がのびのびプレーできる。短期決戦で求められるのはチームワーク。学年関係なく心をひとつにして、次は難敵・アメリカに立ち向かう。

(沢井史 / Fumi Sawai)

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