田中将大、首位Rソックスに8回途中1失点で11勝目 ダル抜き日本人最速50勝

レッドソックス戦で好投するヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
レッドソックス戦で好投するヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

自身3連勝、日本人投手7人目となる50勝目

 ヤンキースの田中将大投手が2日(日本時間3日)の本拠地レッドソックス戦で8回途中5安打3奪三振1失点の好投で11勝目(10敗)を挙げた。これでメジャー101登板目にして日本人投手7人目となる通算50勝目。ダルビッシュ有投手(ドジャース)の109登板を抜いて日本人最速での到達となった。5-1で勝利したヤンキースはア・リーグ東地区首位・レッドソックスとの差を再び4.5に詰めた。

 ここまで自身2連勝中だった田中はライバル相手に意地の投球を見せた。初回1死からベニンテンディに四球を与えたが、ベッツを三ゴロ、モアランドを遊ゴロに打ち取った。2回、ヤンキースはヘドリーのソロ弾で1点を先制。すると田中も2回、3回と3者凡退で仕留め、4回は先頭のベニンテンディにこの日初安打を浴びたが後続を断った。

 5回も無失点でしのいだ田中は6回、先頭のヌネスに二塁打を浴びると1死三塁でベッツを迎えた場面でワイルドピッチで失点。同点に追いつかれたものの、ヤンキースはその裏、ホリデーの3ランで勝ち越しに成功した

 田中は7回を3者凡退に仕留めると、その裏、ヤンキースは1点を加点。さらに援護を受けた田中は8回先頭の林にヒットを浴びたところでマウンドを降りた。その後、救援陣が無失点にしのいだヤンキースは5-1で勝利した。

 田中はこの日、8回0/3で97球、5安打3奪三振2四球の力投で自身3連勝。防御率は4.54となった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY