田中将大、強豪Rソックスに好投&3連勝でNY紙絶賛「支配的な姿を取り戻した」
決勝弾の同僚も称賛「エースの投球で勝機を与えた」
ア・リーグ東地区首位のレッドソックスに好投したことで地元メディアも改めて田中を評価。地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版は「ヤンキースのワイルドカードでの最適解は驚きのものに」との見出しで速報し、「ゴロ製造機の働き。特に速球とスプリットがレッドソックスをストライクゾーンでからかった」とレポート。「もしヤンキースが今から1か月後の10月3日にワイルドカードゲームを主催することになった場合、マサヒロ・タナカは一発勝負の選択肢にならないだろうか?」と投げかけた。
また決勝弾を放ったホリデーも記事の中で「彼はエースだった。エースの投球をしていた。それが勝機を与えた。質の高い7回を投げられる者がいれば勝つのは簡単だ」と称賛した。
地元紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」電子版も「クリス・セールを倒し自分がヤンキースのエースと知らしめようとするルイス・セベリーノにマサヒロ・タナカの復活がプレッシャーを与える」との見出しで速報。「ヤンキースのエースとしての地位を確立する準備がセベリーノにできているだろうか? マサヒロ・タナカがついにかつての支配的な姿を取り戻したように見える今、その問いは極めて妥当だ」とし、田中が再びエースの座をつかみかけている様子をレポートしている。
ヤンキースはこれで貯金を再び「9」とし、レッドソックスと4.5ゲーム差とした。またワイルドカードでプレーオフ出場圏をキープ。田中もオールスター以降は8登板で4勝2敗、防御率2.73と調子を上げ、プレーオフに向けて突き進む名門を支えている。
(Full-Count編集部)