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日本野球の「レベルダウン」に警鐘 クロマティがアカデミー設立を目指すワケ

巨人史上最強の助っ人と呼ばれるウォーレン・クロマティ氏が、7月に宮城県石巻市で行われたリトルリーグ小学4・5年生の全国大会「MLBカップ」にゲストとして参加するために来日。16チーム、250人の野球選手に直接指導を行い、東日本大震災の被災地復興にも2年連続で貢献した。

「英語で子供や指導者を指導するベースボールアカデミーを設立したい」

 メジャーで基本技術や戦術実践能力を高く評価される日本の野球選手だが、その反面、観衆を驚かせる意外性には乏しいと指摘する。巨人入団以前にエクスポズで活躍していたクロマティ氏には、メジャー流と日本流の両方を体験したからこそ、伝えたいことがあるという。

 地元フロリダ州で野球教室を展開しているという“史上最強助っ人”は、自身の指導法について熱弁をふるう。

「ファンダメンタル(基本技術)、アグレッシブさ、テクニック(応用技術)。自分の指導哲学はこの順番で重要にしています。子供だけじゃない。先生、コーチ、両親にも教えてあげたい。私にはゴールがあります。私の目標は次の5年から10年の間、日本で過ごしながらベースボールアカデミーを設立することです。英語で子供や指導者を指導するベースボールアカデミーです。子供への指導も、コーチ教育も英語です。

 従来の日本の野球とは異なるテクニックを教えたい。これまでの日本式と違ったアプローチの指導法を伝授します。日本球界を発展させるためには、もっとメジャーで活躍する日本人選手が増えることは有益だと考えています。今、日本の小中学校でも英語教育にとても力を入れていると聞いています。そのためにも素晴らしいアカデミーになると思います」

 スポンサーとの折衝などもすでにスタートさせているというクロマティ氏は、こう話しながら目を輝かせた。規律や基本技術のみならず、子供たちや指導者に旺盛な自己表現を促し、英語教育を進めるという“クロマティスタイル”のベースボールアカデミー。実現すれば、日本球界に新しい風をもたらす、画期的な試みになるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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