イチロー代打で鮮やか中前打 日米通算5863塁打で王貞治氏の日本記録超え

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】
マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

今季の代打打席数はメジャータイ記録の「94」に、代打安打のメジャー記録にも「3」

 マーリンズのイチロー外野手は6日(日本時間7日)、本拠地でのナショナルズ戦に代打で出場し、センター前ヒットを放った。2試合ぶりのヒットで日米通算5863塁打(MLB3974、NPB1889)として、王貞治氏の日本記録を超えた。

 イチローは3点を追う5回1死走者なしの場面で、先発左腕ピーターズの代打で登場。左腕ゴンザレスの直球を鮮やかにセンター前に運び、2試合ぶりのヒットとした。これで日米通算5863塁打(MLB3974、NPB1889)となり、並んでいた王貞治氏の日本記録(5862塁打)を更新。尊敬する世界の本塁打王の記録をついに超えた。

 また、今季の代打打席数は「94」となり、歴代1位のラスティ・スタウブ(1984年)に並んでメジャータイ記録に。今季代打安打数は25本となり、ジョン・バンダーウォールが1995年にマークしたメジャー記録の28本にも残り3本に迫った。メジャー通算安打数は3071安打で、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り10本としている。

 続くゴードンもバント安打でつないだが、スタントンが併殺で得点にはつながらず。イチローは守備にはつかず、そのまま交代した。打率は.255となった。

(Full-Count編集部)

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