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悪夢の骨折が一転チャンスに…ロッテ三木が得た井口と過ごす大切な時間

千葉市内の病院で行われた検査の結果は右手母指末節骨骨折、右手第二指中手指節関節剥離骨折だった。8月24日のイーグルス戦(ZOZOマリンスタジアム)で三木亮内野手は4回の打席で右手に死球を受けて骨折。全治3~4週間と診断された。それまで85試合に出場をして打率.242、2本塁打、19打点。遊撃のレギュラーの座をつかみかけていた。だからこそ、もっとアピールすべく燃えた。そんな矢先の最悪のトラブル。頭は真っ白になった。

ベテラン井口の言葉で目覚めた三木「何のために練習をするか」

「言われた意味はどういうことか分かっているよね? やらされているから、やる。やらされていないからやらない。それではただ、やらされて練習をしているだけ。何のために練習をするか、自分にはどんな練習が足りていないかと考えて、自分のためにどれだけ毎日の時間を有効利用して行うかだよ。この世界で生き残るのはそういう人。オレもメジャーも含めて色々なチームを見てきたけど、凄い人はみんな時間を自分のために有効利用をしていた」

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 ハッとさせられた。そして自分の行いを悔いた。それ以降は自分自身としっかりと向き合い、時間を惜しみ、その日のできることはすべて行うという姿勢を貫いている。そして的確なアドバイスをくれた背番号「6」の動きをチェックしてきた。

「井口さんはホームゲームでの練習時間でも若手と同じぐらいの時間にグラウンドに出てきて、若手と同じようなメニューを消化して体を動かしている。今年は代打の場面も多かったけど、ベンチで見ていてとても入念に準備をして備えていた。準備をする大切さを教わった」

 教わったことはあまりにも多い。そして今もロッテ浦和球場で沢山のことを聞いている。不思議と戦線離脱をしてクヨクヨしていた自分が、ポジティブに前を向くようになっていた。同じ内野手として憧れ、畏敬の念をもって過ごしてきた。背番号「6」の背中はどこまでも尊く、大きい。ただ、一緒に過ごした時間、聞いた言葉の数々を財産に1軍復帰した時には成長した姿を見せようと誓う。

(マリーンズ球団広報 梶原紀章)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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