ソフトB和田、悔しい4勝目 グラブ叩きつけようとして…「何とか堪えました」

工藤監督も反省「次からはしっかり決断できるように」

 モイネロ、岩嵜、森、サファテと、結局、中継ぎ陣を4人起用せざるを得ない展開となったことに、責任を感じた。
 
 工藤公康監督も試合後には反省を口にしていた。「(和田は)力んでというより、自分の体の動きでしっかり投げていたように見えましたし、コントロール良く投げていたと見えました」と、この日の投球内容を評価。その上で、交代を決断した場面について「疲れも出てきてはいたんでしょうね。7回終わった時に話はして『まだ大丈夫』ということだった。そこで決断することが出来たら良かったんですけど、行きたい感じが満々に出てたので、ちょっと引き止めるのもというところもあって。本人も長いイニングを投げたいというところも、ひょっとしたらあったかもしれないので。ちょっと引き止められない、言えなかったので、次からはしっかり決断できるようにしたいと思います」と語った。

 それでも、左肘手術から復帰して、この日が3戦目。2点を失った8回までは20イニング連続無失点と、その投球内容は十分と言えるもの。優勝を目前にして、36歳のベテラン左腕の存在は、やはり頼もしい限りだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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