青木宣親の11戦連続安打に地元メディアも注目「この期間、彼の打率は.349」
新天地で7戦連続安打、ブルージェイズ時代から好調を維持
メッツの青木宣親外野手は9日(日本時間10日)の本拠地レッズ戦に「2番・ライト」で先発出場し、4打数1安打1得点2打点の活躍で6-1の勝利に貢献した。7回に2点タイムリーを放ち、ブルージェイズ時代から11試合連続安打をマーク。この好調ぶりに地元メディアも注目している。
青木は3点リードの7回、1死二、三塁の好機で中継ぎ右腕ロレンゼンからセンター前ヒットを放った。終盤でチームのリードを広げる貴重な一打。続くカブレラの二塁打で一気に生還し、メッツはリードを5点へと広げた。第3打席までは凡退していたが、チャンスではきっちりと仕事をした。
ブルージェイズでは4試合連続ヒットと調子が上がっていた中、8月28日(同29日)に戦力外に。しかも、27日(同28日)のツインズ戦でソロ本塁打を含む3安打2打点と活躍したばかりだった。その後、メッツの一員として2日(同3日)のアストロズ戦でデビューするまで5日のブランクがあったが、連続試合安打を継続。新天地でも7試合連続安打と好調だ。
この日、ニュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」は、試合について伝える記事の中で「アオキ:7回に2点適時打を放ち、連続安打を11試合に伸ばした」と速報。地元紙「ニューヨーク・ポスト」も「ノリ・アオキは7回に連続安打を11試合に伸ばした。彼は2点タイムリーを放った」と取り上げた。
さらに、球団公式サイトは「アオキはメッツ移籍後、出場した7試合全てで安打を放っている。また、ブルージェイズ在籍時まで遡ると、11試合連続安打を記録している。この期間、彼の打率は.349だ」とレポート。新戦力の活躍ぶりを強調している。
厳しい時期を乗り越えながら、その間、打率.349というハイアベレージを残している青木。ロイヤルズ時代には、4試合で13安打を放つなど9月に打率.379と打ちまくったこともある。残り20試合で、その実力を存分にアピールしたいところだ。
(Full-Count編集部)