左腕・田浦が日本から唯一ベストナイン選出 救援5戦で2安打無失点27K
救援投手でベストナイン選出、救援5試合で2安打無失点27奪三振
「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(カナダ・サンダーベイ)は10日(日本時間11日)に決勝と3位決定戦が行われ、米国が決勝で韓国に8-0と圧勝し、全勝優勝を果たした。米国は大会4連覇。また侍ジャパンU-18代表は3位決定戦でカナダに8-1と勝利し、3位の座を死守した。決勝戦後、ベストナインが発表され、日本からは唯一、救援投手として左腕・田浦文丸(秀岳館)が選出された。
田浦は今大会、最大の武器となったチェンジアップやスライダーなどを巧みに操り、相手打者を翻弄。救援で出場した5試合で12回1/3を投げ、2安打無失点で実に27三振を奪った。スーパーラウンド最終戦の韓国戦では初の先発マウンドに上がり、2回途中で4安打5失点を喫したが、大会を通じて再三、日本の窮地を救い、小枝守監督からも大きな信頼を寄せられていた。
ベストナインには優勝した米国から4選手、準優勝の韓国から3選手が選出。日本、キューバ、カナダ、イタリアから1選手ずつが選ばれた。