ハム大谷の本格復帰2戦目にMLB16球団32人集結 栗山監督「ダメならすぐ代える」
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今季3度目の登板、吉井投手コーチは「心地よく投げてほしい」
日本ハムの大谷翔平投手が12日、本拠地での楽天戦に先発する。メジャーリーグのスカウト16球団32人の視線を浴びながら臨む今季3度目のマウンド。試合前に栗山英樹監督は「いい形で前に進んでくれたら」と思いを語った。
本格的に投手復帰した前回8月31日ソフトバンク戦では4回途中3安打4失点、64球で降板して負け投手になった。今回のメドは前回から20球増えて80球。栗山監督は「イメージはそうだね。でもダメだったらすぐに代える。そこ(球数)にこだわる感じじゃない。翔平の場合、フォームのバランスが乱れると、いろんなところに負担がかかるので。状況を見ながら」と慎重に見極めるつもりだ。
吉井理人投手コーチもフォームを見ながら交代のタイミングを測る。「まだ自分のフォームを模索して練習している。フォームを気にして、バッターに向かうことができないと故障につながる。少々どこかおかしくても、ポテンシャルがあるので、50の調子でも抑えるけれど、余計な力が入ると故障する。心地よく投げてほしい」と注文を出した。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)
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