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2年目平沢が見た、ロッテ井口の鬼気迫る姿「行動で示せる選手はカッコいい」

2軍での練習日。ロッテの平沢大河内野手は、いつもより早めに目が覚めたため、午前7時に球場入りをして先にウェートを行うことを決めた。誰もいないと思い、ウェートルームのドアを開けると引退試合に向けて2軍調整を行っていた井口資仁内野手が汗を流している姿があった。

23歳年下の平沢を気にかける井口「彼の動きはずっと見ている」

「あの年であんなにボールを飛ばせる。右方向にも飛ばせる。見ていて楽しいし、音も凄い。なんといってもリストの強さを感じました」

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 1軍で忘れられないのはスタメンを外れ代打待機していた時のこと。同じく代打待ちをしていた井口とベンチ裏のスイングルームで一緒になった。入念にバットを振る姿は鬼気迫るものがあった。何物も寄せ付けないほど集中をしているように見えた。

「代打は1回勝負。準備と集中力の大事さを、井口さんを見て感じた」

 1打席という限られた状況で打つ球は1球。それを仕留めるためには入念な備えが必要となる。そのひと振りのために大ベテランは初回から、指示が飛ぶまで鏡の前で気持ちを徐々に高めていた。プロの凄さをまざまざと感じた。

 23歳差。平沢が生まれた時にはすでに井口はプロ入りをしていた。高校3年生の娘とたったの2歳違い。そんな年の差だから、なかなか会話は発生しない。井口もあまり話しかけることはしなかった。それにはベテランなりの配慮があった。

「今、彼には話しかけるタイミングではないと思っていた。彼は今、自分でいろいろと考えながら頑張っている。いろいろなことを試しながら自分のいいものを見つけようとしている。その作業はとても大事なことで、自分が口を挟むべきではないし、安易にアドバイスをすべきでもない。でも彼の動きはずっと見ている」

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