ダルビッシュ、初対決ジャイアンツに7回3安打零封の好投! 1か月ぶり白星で9勝目
自身の連敗3でストップ、3年ぶり2桁勝利に王手
ドジャースのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)の敵地ジャイアンツ戦で7回を3安打無失点と好投し、9勝目(12敗)をマークした。この日は序盤から安定した投球を見せ、自身の連敗を3でストップ。8月10日(同11日)のダイヤモンドバックス戦以来となる白星を手にした。前日のジャイアンツ戦で連敗を11で止めていたドジャースは4-1で勝利して2連勝をマークした。
ここまで苦しい投球が続いていた右腕が輝きを取り戻した。初回、味方打線がベリンジャーの適時三塁打、フォーサイスの適時二塁打で2点を先制。援護を受けたダルビッシュは先頭のペンスに二塁内野安打を浴びたが後続を断つと、2回も2死からハンドリーに右前安打を浴びたもののサンドバルを空振り三振に斬った。
さらに3回、4回と3者凡退に打ち取ると、ドジャースは5回にベリンジャーの特大2ランが飛び出してリードを4点に広げた。ダルビッシュは5回、6回も3者凡退に抑えると、7回は先頭のパーカーにこの日3本目の安打を浴びたが、スパンを中飛に打ち取ると、続くポージーの打球を左翼のヘルナンデスが前進しながら好捕。直後、一塁に好送球し、併殺に仕留めた。
ダルビッシュは8回の打席で代打を送られて降板。この日は7回87球で3安打5奪三振無四球無失点の好投で9勝目をマーク。7イニングを投げたのはドジャースデビューとなった8月4日(同5日)のメッツ戦以来6試合ぶりで、白星は同10日のDバックス戦以来、約1か月ぶり。渡米後、自身初対戦となったジャイアンツ戦で好投を見せ、自身3年ぶり4度目、また右肘手術後は初となる2桁勝利に王手。防御率は4.08となっている。