ソフトB、2年ぶりリーグ優勝に王手 デスパイネ決勝打でマジック「1」
楽天が敗れたためマジック1に
ソフトバンクが2年ぶりのリーグ優勝に王手をかけた。14日のオリックス戦(ヤフオクD)。一度は3点のリードを追いつかれたものの、6回にデスパイネが勝ち越しの2点適時打を放って7-4で勝利。楽天が西武に敗れたため、優勝へのマジックナンバーは「1」となった。
1点を先制された4回、デスパイネがオリックス先発ディクソンのスライダーを捉え、バックスクリーン左へと飛び込む逆転の32号2ラン。さらに1死三塁を作ると、高谷が中前適時打を放って1点を追加した。5回にも、再び先頭の柳田が中前安打を放つと、松田が左前への適時打を放ち、リードを3点に広げた。
6回、2番手・石川が1死から3連続四球を与えて満塁とされると、小谷野に右中間を破る走者一掃の適時二塁打を打たれ、試合は振り出しに。だが、その裏、先頭の高田の左前安打を皮切りに2死満塁とし、またしてもデスパイネが金田から中前2点適時打を放って、勝ち越しに成功。8回にも1点を加えた。7回からはモイネロ、岩嵜、サファテのリリーフ陣が抑え、何とか逃げ切った。
オリックスは、先発のディクソンが、4回に突如乱れて3失点でKO。2番手の金田も6回に痛恨の勝ち越し打を許した。打線も6回1死満塁で小谷野が走者一掃の同点適時二塁打を放ったものの、続く中島、安達が凡退し、勝ち越せなかったのが痛かった。