イチロー中堅先発最年長記録更新、8月9日以来のマルチ安打もチームは大敗
8月9日ナショナルズ戦3安打に続く2安打、田澤は1回3者凡退
マーリンズのイチロー外野手は14日(日本時間15日)、敵地でのフィリーズ戦に「2番・中堅」で先発出場し、自身が持つメジャー史上最年長中堅スタメン記録を更新(43歳327日)した。また8月9日ナショナルズ戦の3安打以来となるマルチ安打をマークし、中堅先発試合では2戦連続マルチとした。チームは0-10と大敗し、5連敗を喫した。
イチローは初回1死走者なしの場面で第1打席を迎えると、フィリーズ先発トンプソンの4球目ツーシームを振り抜き、レフト前に運んだ。さらに9点を追う7回、2死走者なしで第4打席に立つと、フィリーズ3番手シーグリストから右翼線へ二塁打。8月9日以来となるマルチ安打をマーク。第3打席には四球で出塁し、チームが大敗した中で、3出塁と気を吐いた。
6回のマウンドには田澤純一投手が登場。ガルビスを左飛に打ち取ると、エレラとホスキンスを連続で空振り三振に仕留め、11球で3者凡退とした。
イチローはメジャー通算安打を3075安打とし、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り6本。今季中にも新たな節目に到達する可能性が高まった。
(Full-Count編集部)