大谷翔平が今オフ渡米なら前代未聞の争奪戦に!? MLB公式サイトが有力5球団特集

日本ハム・大谷翔平【写真:石川加奈子】
日本ハム・大谷翔平【写真:石川加奈子】

ドジャースの大谷獲得はダルビッシュが“キーマン”に?

 今オフのメジャー移籍の可能性が浮上している日本ハムの大谷翔平投手。米国でも報道が過熱する中、MLB公式サイトが二刀流右腕の移籍先候補を特集した。

 今オフのメジャー移籍が正式に表明されれば、争奪戦は前代未聞の熾烈さとなることが予想され、今回の特集ではあるメジャー球団のGMが「本命は1球団だけではない」と分析したことを紹介。また、すでにドジャースのアンドリュー・フリードマン強化担当責任者、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM、パドレスのA.J.プレラーGM、マリナーズのジェリー・ディポトGM、レンジャーズのジョン・ダニエルズGMらが来日したことにも触れ、強化担当責任者を日本に派遣する本気度を示したこの5球団を新天地の有力候補として挙げている。

 その筆頭で挙げられたのはドジャースだ。「ドジャースのロースターにおけるユウ・ダルビッシュの存在がナ・リーグ西地区の首位のチームにいかにマッチするのか指し示している」と分析。ダルビッシュも今オフ、フリーエージェントとなるが、今回の特集はダルビッシュが移籍した場合、その代役として大谷の獲得が重要となるとする一方、ダルビッシュが残留した場合でも大谷に対してアピールポイントになるとし、いずれにせよ、ドジャースの大谷獲得においてはダルビッシュがキーマンとなるとの論調だ。また、不利になる要素として契約ボーナスを30万ドル(約3300万円)しか出せないという点を挙げている。

 2番目に紹介されているのは田中将大投手が所属するヤンキース。球団首脳が札幌ドームの試合を視察していること、来季先発投手陣を整備する必要があることなどを挙げ、「このオフ、ヤンキースは現在のローテーションから3人の投手がいなくなる可能性がある。CC・サバシアとハイメ・ガルシアはフリーエージェントの権利を手にし、マサヒロ・タナカは契約をオプトアウトすることができる」とレポートしている。

マリナーズ、レンジャーズは先発ローテ強化が不可欠

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