アストロズが16年ぶり7度目地区優勝、ア西地区移籍後は初、2季ぶりPO進出

本拠地ファンと喜びを分かち合うアストロズのバーランダー【写真:Getty Images】
本拠地ファンと喜びを分かち合うアストロズのバーランダー【写真:Getty Images】

新加入バーランダーが本拠地初登板で7回1失点10Kで勝利

 アストロズは17日(日本時間18日)、本拠地でのマリナーズ戦に7-1で勝利し、球団史上7度目の地区優勝を果たした。2013年にナ・リーグ中地区からア・リーグ西地区に移籍後は初の地区優勝で、ワイルドカードの座を射止めた2015年以来2年ぶりのプレーオフ進出となる。

 決めたのは、新加入の右腕だった。先発マウンドに上がったのは、8月31日のトレード期限にタイガースから獲得した右腕バーランダー。初回から快調に飛ばしたベテラン右腕はマリナーズ打線を寄せ付けることなく、5回の3者連続三振など6回まで毎回三振を奪った。3回にガメルにソロ弾を許したが、ピンチらしいピンチを迎えることもなく、7回を投げて3安打10奪三振1四球で1失点。8回からデベンスキー、ジャイルズが無失点で繋いで勝利を飾った。

 これで今季成績を91勝58敗としたアストロズは、2位エンゼルスに15ゲーム差をつけての圧勝で地区優勝を飾った。現在、ア・リーグの最高勝率は先日まで22連勝を飾ったインディアンスで93勝57敗。本拠地開催権を手に入れ、ポストシーズンを有利に勝ち進むため、シーズン最終戦まで両チームは激しい競り合いを続けることになりそうだ。

【動画】地区優勝を決め、シャンパンファイトを行うアストロズの面々

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