青木宣親が18試合連続出塁、3安打も指揮官は四球称賛「有利な展開にできた」
「1番・右翼」で2戦連続マルチ安打も記録
メッツ青木宣親外野手が17日(日本時間18日)、「1番・右翼」で先発した敵地ブルワーズ戦で3安打を記録。初回には四球で先制ホームを踏む活躍で、8月20日カブス戦以来続く連続出塁記録を18試合に伸ばした。前日からレイエスに代わって1番を打つ青木の働きに、コリンズ監督は「初回に四球を重ねられたことで、有利な展開にできた」と称えた。球団公式サイトが伝えている。
「1番・右翼」で2安打2得点を記録した前日に続き、この日も斬り込み隊長が先陣を切った。ブレーブス先発は右腕テヘラン。青木は見逃しと空振りで2球で追い込まれたが、球をしっかり見極めて、フルカウントからの7球目で四球を選んだ。すると、続くレイエスが初球を右翼への三塁打とし、あっという間にメッツに先制点が入った。
その後も青木は、左翼への三塁打、中堅への安打、遊撃内野安打などで、9月2日にメッツ移籍後は2度目となる3安打をマーク。チームを連勝に導いた。
青木の四球をきっかけに、今季も含め4季で2桁勝利を収めているテヘランから2点先制したことは大きかった。試合の流れを決めた場面を振り返った指揮官は「普段は打者を歩かせない相手からきっかけを作れた。初回に四球を重ねられたことで、有利な展開にできた」と称賛したという。
今季はアストロズ、ブルージェイズ、メッツと3球団を渡り歩くベテラン外野手は、シーズン終盤に打撃の調子を上げている。ベンチを温めることが多かったアストロズ、ブルージェイズとは対照的に、メッツではレギュラー右翼手として出場。メッツ移籍後は14試合、ブルージェイズ時代を含めれば8月20日カブス戦以来18試合連続で出塁を果たしている。このまま好調を維持し、来季への手応えをつかんでシーズンを終えたいところだ。
(Full-Count編集部)