田中将大が契約破棄したら…米メディア「フィリーズが長期契約で獲得狙う」

大谷がポスティングシステムでのメジャー挑戦なら「狙わずにはいられないだろ?」

 FA市場の中でまず登場するのが、「マサヒロ・タナカ」だ。寸評では「今季の防御率4.73、FIP4.39という数字に騙されてはいけない。田中は大物投手であり、2014年以降の655.2回で防御率3.53という数字を残している」と評価。当然、田中の決断次第となるが「もしヤンキースとの残り契約を破棄すれば(報道によればヤンキースは彼を手放す方向とされている)、フィリーズは長期契約で獲得を狙うだろう」と予想している。田中がFAを選択すれば、ヤンキースは再契約に動かないとの見方だ。

 さらに、ジェイク・アリエッタ(カブス)、ランス・リン(カージナルス)、アレックス・カッブ(レイズ)に続いて「ショウヘイ・オオタニ」の名前も登場する。寸評では「狙わずにはいられないだろ?」の一言の後に、大谷獲得への可能性について言及しているが、ポイントは“二刀流容認”となりそうだという。

「フィリーズはこれまで、近代におけるベーブ・ルースとして話題にあがる日本の二刀流選手との関係性を語られることはなかった。しかし、もしスカウトがメジャーでの二刀流の可能性を見いだせるのであれば、フィリーズは予算を投じて思い切った選択に出るだろう」

 フィリーズ以外にも、二刀流起用を前面に押し出して大谷獲りを目指す球団はありそうだ。

 その他、トレード市場の獲得候補については、マーカス・ストローマン(ブルージェイズ)、ゲリット・コール(パイレーツ)、ケビン・ゴースマン(オリオールズ)、ジェイク・オドリッジ(レイズ)、アーロン・サンチェス(ブルージェイズ)の名前が列挙されている。

 まずは、田中がどのような決断をするのか、大きな注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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