ダルビッシュ10勝目届かず、6回途中1失点で今季200K到達も降板後に逆転
6回の同点機を凌ぐも、7回に3番手バエスが炎上
ドジャースのダルビッシュ有投手は19日(日本時間20日)、敵地でのフィリーズ戦に先発し、5回1/3を4安打1四球7奪三振1失点(自責0)と力投。1点リードの場面で降板したが、チームは7回に逆転されて10勝目には届かなかった。チームは2-6で敗れた。
降雨で試合開始が遅れたこの日。ダルビッシュは立ち上がり、やや制球に苦しんだが、初回を3者凡退とすると、2回と3回も走者を背負いながら無失点とした。味方打線に2点の援護をもらうと、5回も3者凡退。だが、6回にもたついた。
先頭ヘルナンデスが一塁ベリンジャーの悪送球で出塁。1死一塁からエレラに左翼へヒットを許すと、迎えた4番ホスキンスにフルカウントから8球目を左翼へ運ばれ、1点を失った。ここで97球(59ストライク)で降板。逆転の走者を残したが、2番手ワトソンが満塁にしながらも無失点。ダルビッシュは10勝目の権利を手に入れた。
だが、7日に3番手バエスが炎上。4点を献上して逆転を許し、ダルビッシュの勝ち星は消えた。
この日は7三振を奪って、今季200奪三振に到達。だが、メジャー移籍後4度目の2桁勝利には届かなかった。
(Full-Count編集部)