盗塁数ぶっちぎりのリーグトップ 西武打線の「恐怖の足攻め」に注意せよ

西武・源田壮亮【写真:(C)PLM】
西武・源田壮亮【写真:(C)PLM】

リーグ断トツの116盗塁で成功率76%、源田&秋山&金子侑&外崎で90盗塁

 楽天との最大11ゲーム差を詰め、8月29日にリーグ2位に浮上して以来、ここまでその座を死守している埼玉西武。長打力が開花した秋山、新4番の山川を擁する強力打線の印象通り、チーム打率、安打数、得点数はいすれもリーグトップを誇る。そしてこれに加え、今季は盗塁企図数、盗塁数もリーグトップの成績を叩き出している。 (数字は全て9月20日の試合終了時点のもの)。

 昨季、盗塁王を獲得した金子侑を擁しながら、チームの盗塁企図数は134個で、盗塁数はリーグ4位の97個。成功率は72%だった。そして今季の盗塁企図数は152個で、盗塁数はリーグトップの116個。成功率は76%だ。盗塁を仕掛けた数も、その成功率も、目に見えて上昇している。

 そんな今季の埼玉西武の高い走塁意識を支えているのは、源田、秋山、金子侑、外崎の4人だ。彼らの合計盗塁数は90個で、埼玉西武に次ぐ北海道日本ハムのチーム盗塁数78盗塁すらも大きく上回っている。特にルーキーの源田は、果敢に35盗塁を積み上げ、北海道日本ハムの西川選手と熾烈な盗塁王争いを繰り広げている最中だ。

今季は3割超えがリーグで2人のみ、より重要度が増す盗塁

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