鷹・東浜が腰の張りで抹消へ 工藤監督「無理させない」 最多勝は雄星次第に

ソフトバンク・東浜巨【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・東浜巨【写真:藤浦一都】

工藤監督「本人はクライマックスにしっかり備えたいという気持ち強い」

 ソフトバンクの東浜巨投手が、24日に出場選手登録を抹消されることになった。先発した23日の楽天戦(ヤフオクD)で腰の張りがあったため、5回81球で降板。10月18日からのクライマックスシリーズ・ファイナルステージに備えるため、回復を優先させることになった。

 24日の楽天戦前の練習を終わった後、工藤公康監督は「腰のこともあったりとかもする。無理させるところでもないし、本人とも話をしました。話をしたけど、顔自体は深刻な感じではなかった。本人の中でもここまで出来たっていうのと、クライマックスにしっかり備えたいという気持ちが強いんだと思います」と話した。

 今季は開幕からローテを守り、ハーラートップの16勝を挙げている東浜。2位の西武・菊池雄星が15勝で追っており、タイトル争いは菊池の残り試合での登板数とその結果によってきそう。ソフトバンクは優勝決定後に左肘の張りでモイネロ、右腹斜筋と肋間筋の損傷で柳田が相次いで離脱。さらに今回の東浜と、リーグ終盤戦で3人目の離脱者となってしまった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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