驚嘆に称賛…MLBでバント→“先頭打者ランニング弾”の珍打が米で話題
ツインズのドジャーが放った珍打が米国で話題に
ツインズのブライアン・ドジャー内野手が23日(日本時間24日)の敵地タイガース戦で見せた珍打が現地でも大きな話題となっている。ドジャーはこの日の先頭打者でセーフティーバントを試みて内野安打をマーク。相手のエラーも絡んで一気に本塁に生還した。このプレーはMLB公式動画サイト「Cut4」が「ブライアン・ドジャーがセーフティーバントでツインズに先頭打者本塁打をもたらす」との見出しで特集した。
プレイボール直後に珍プレーが起きた。ツインズの先頭打者ドジャーはタイガース先発ボイドに対して2球目をセーフティーバント。山なりとなったボールは三塁ベース手前に落ちていった。これに相手三塁カンデラリオが前進して素手で捕球。しかし一塁への送球が逸れて一塁側のフェンスにまで到達した。
タイガース守備陣の対応が遅れる間にドジャーは一気に二塁を回って三塁へ。さらに本塁へ突入し、ヘッドスライディングで生還を果たした。
このプレーを特集した「Cut4」は「彼はセーフティーバントでマット・ボイド、そして守備の不意を突くことで幸先の良いスターを切ろうと試みた」とレポート。ツインズのポール・モリター監督は記事の中で「エキサイティングなスタート」と評し、「今年、先頭打者でバントをしたのは初めてだなと、私はドズに言ったんだ」と満足そうに語っている。
また特集では4月のホワイトソックス戦で同選手がランニング本塁打を放ったことも紹介。この一打は5回に右腕シールズから放ったもので、センター方向の打球に相手中堅がグラブを伸ばしたものの、キャッチしきれずにボールを弾き、この時もドジャーは一気に生還を果たした。当時は正真正銘のランニング本塁打だったが、この日は三塁内野安打と三塁手のエラーによるもの。それでも、10-4の勝利に貢献したドジャーの珍打に驚嘆と称賛の声が寄せられている。
(Full-Count編集部)