ロッテ井口、引退試合の9回に劇的同点弾 バックスクリーン右に日米通算295号
増井の149キロ直球をとらえる、マリン熱狂&ファンが感涙
ロッテの井口資仁内野手が24日、ZOZOマリンスタジアムでの日本ハム戦で引退試合に臨み、9回に劇的な同点2ランを放った。
井口は「6番・DH」で先発出場。ロッテの選手全員が背番号「6」のユニホームで試合に出場する中、2回の第1打席で相手先発・高梨からレフト前ヒットを放った。
そして、ZOZOマリンが大興奮に包まれたのは9回。先頭・清田がヒットで出塁し、無死一塁で打席へ。2ボール1ストライクから日本ハム守護神・増井の149キロ直球を捉えると、バックスクリーン右へ飛び込む同点2ランに。現役最後と思われた打席で、井口らしい右方向への大きな当たりを放ち、試合を振り出しに戻した。
これがNPB通算251本目、日米通算では295本目のホームランに。ZOZOマリンは大熱狂に包まれ、スタンドには涙を流すファンもいた。