離脱中の同級生・柳田から「え~ヤツやな」 ソフトB福田が殊勲の決勝打
最後は好投の攝津を気遣い「もっと早く点が取れれば…」
「いただいたチャンス。ポストシーズンだけでなく、来年にもつながるように、自分の課題を1つずつクリアしていくつもり」
「昨日は松井(裕樹)に三振してしまったし、とにかく1つの打席が先につながるようにしていきたい。チャンスをいただいた以上、結果を残さないとCSにも出られないと思っている」
そのチャンスは、柳田悠岐の離脱によって生まれている部分も多いが、2人は学年でいえば同級生。離脱した柳田にはLINEで「少しリフレッシュするつもりで。CSはまた一緒に頑張ろう」という主旨のメッセージを送ったという。「そしたら『え~ヤツやな』って返ってきました」と福田は笑った。
チームは4-3で勝利したが、会見の最後には自ら切り出し「攝津さんがあれだけいい投球していたので、もっと早く点が取れればよかった」と、先輩の白星に貢献できなかったことを悔やんでいた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)