引退の井口をWソックスファンも惜別「過去最高の新人」「議論の余地なし」
2005年の世界一に大きく貢献「男の中の男」「彼を加えられたことは奇跡」
24日の日本ハム戦で引退試合に臨み、9回に劇的すぎる同点2ランを放った井口資仁内野手。ラストゲームを最高の形で締めくくったが、メジャー1年目の2005年に世界一に貢献したベテランには、ホワイトソックスファンからも惜別の声があがっている。
現役最後の試合に「6番・DH」で出場した井口は、第1打席でレフト前ヒットをマーク。そして、9回には試合を振り出しに戻す同点弾。本拠地ZOZOマリンは熱狂に包まれた。その後、チームは延長12回にキャプテンの鈴木がサヨナラ打を放ち、劇的勝利。引退試合に花を添えた。
パ・リーグTVの公式ツイッターは、「2005年の井口の活躍が忘れられないホワイトソックスファンのみなさん、ありがとう井口、のタグとともにメッセージをお願いします」と英語で投稿。すると、感謝と惜別のメッセージが次々と届いた。
「現役生活お疲れ様でした。私のお気に入りのホワイトソックス選手であり、2005年ワールドシリーズ制覇の鍵となった存在でした」
「ワールドシリーズ制覇をありがとう。男の中の男だ。大好きだよグチ!」
「この男を讃えないといけないね」
「完璧なタイミングでチームが彼を加えられたことは奇跡だね。過去最高のルーキーじゃないかな?」「議論の余地なしだね」
「ありがとう井口。君のプレーをみるのが大好きだった」
「絶対忘れないよ!」
「お疲れ様、2005年はありがとう!」
引退セレモニーでは、オジー・ギーエン元監督、井口の元チームメイトで同球団OBの名手ポール・コネルコ氏、球団オーナーのジェリー・ラインズドルフ氏ら、ホワイトソックス関係者からのビデオメッセージも寄せられた。選手として、一人の人間として、井口がどれほど愛されていたのか――。シカゴからのメッセージには、日本人内野手への敬意が溢れている。
(Full-Count編集部)