巨人が吉川炎上も粘りの逆転勝利、打線奮起で3位DeNAと1.5ゲーム差死守
7回に亀井が球団通算9999号となる同点弾
巨人は25日、敵地でのヤクルト戦に劇的な逆転勝利を飾った。序盤に5点を失ったが、5回から8回まで毎回得点で逆転に成功。3位DeNAとのゲーム差を1.5のまま死守した。
9月19日の中日戦で4回途中を8失点で炎上した吉川が、この日も捕まった。2回までは無失点と順調だったが、3回に1死から相手先発ギルメットに右前打を浴びたところから崩れた。3連打で1点を失うと、バレンティンに四球で1死満塁。ここで山田に左翼へ2点タイムリーを運ばれ、降板した。だが、2番手の篠原が押し出し四球と荒木の右前適時打で2者を返し、吉川は2回1/3を4安打5失点とした。
打線は4回までヤクルト先発ギルメットに封じ込められたが、5回に奮起。阿部と村田のタイムリーで3点を返すと、6回にはマギーの右翼適時打で1点。7回には亀井が球団通算9999号となる同点ソロ弾をセンターへ運んだ。8回はマギーが決勝打となる右前打で勝ち越しに成功した。小林は9回に左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、今季初の猛打賞を記録した。
投手陣は4回から無失点リレーでつなぎ、見事逆転勝利を飾った。
(Full-Count編集部)