ジャッジが新人記録の50号　監督＆同僚称賛、サバシア「これがMVPというもの」

ロイヤルズ戦で2発＆50号到達のジャッジ「信じられないよ」

　ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が25日（日本時間26日）の本拠地ロイヤルズ戦で2本塁打を放ち、今季50号本塁打を記録した。これでマーク・マグワイアが1987年に記録した49本塁打を抜いて新人最多記録を樹立。ジャッジの活躍もあり、ヤンキースは11-3で大勝した。25歳の偉業にチーム内からも称賛の声が寄せられている。

　ジャッジは1点リードの3回に49号2ランを放つと、6-3と3点リードで迎えた7回には50号ソロをマーク。この日は4打数2安打3打点の活躍だった。

　MLB公式サイトは「ジャッジが新人本塁打記録樹立」と特集。ヤンキースではベーブ・ルース、ミッキー・マントル、ロジャー・マリス、アレックス・ロドリゲスに続く1シーズン50本塁打となったことを伝えた。

　ジャッジは記事の中で「信じられないよ、1年中ね」と自身の成績を振り返っており、ジョー・ジラルディ監督はシーズンMVPの可能性について「彼がふさわしくないと論じるのは難しいだろう」と語っている。

　また同日の登板で6回3失点で13勝目を挙げたCC・サバシアもジャッジの活躍を「50本塁打を放ち、チームをプレイオフへと導いた」と称え、「正直、彼のおかげで僕たちはこの状況にあるんだ。これがMVPっていうものだよ」と感嘆の声を漏らしている。