ダルビッシュ、7回1失点好投で3年ぶり2桁勝利! マエケンに継投、ド軍100勝目
ドジャースタジアム4試合目の登板で初勝利、前田健太は救援登板も1回2失点
ドジャースのダルビッシュ有投手が25日(日本時間26日)の本拠地パドレス戦で7回2安打1失点の好投で10勝目(12敗)を挙げた。2015年に右肘の手術を受けた右腕は14年以来、自身3年ぶり4度目の2桁勝利を達成。この日は8回からは前田健太投手が救援し、日本人投手のリレーとなった。9-3で勝利したドジャースは両リーグトップの100勝目。 ダルビッシュは移籍後、本拠地ドジャースタジアム初勝利となった。
2桁勝利に王手をかけたダルビッシュはこの日圧巻の投球を見せた。初回先頭のアスアヘを投ゴロ、アイバーを三ゴロ、マイヤーズを空振り三振に仕留めると、2回、3回も3者凡退に打ち取った。さらに4回先頭のアスアヘからは4者連続三振斬りを見せた。
しかし5回1死走者なしからスパンゲンバーグに死球を与えると、続くレンフローに左中間へタイムリー二塁打を浴び、この日、初安打初失点。それでも後続を断つと、その後は点を与えなかった。
好投の右腕を打線も援護。初回満塁のチャンスからフォーサイスが走者一掃の二塁打を放って3点を先制するなど5回まで大量8点を奪って主導権を握った。ダルビッシュはこの日、7回91球を投げ、2安打9奪三振1失点でマウンドを降りた。
8回からはリリーフでの起用が決まっていた前田健太投手が登板。しかし1死からヘッジスに死球を与えると、味方の拙守も絡んで2失点を喫した。9回をバエスが抑えたドジャースは両リーグトップの100勝目に到達した。
ダルビッシュは7回2安打1失点9奪三振で防御率3.86。前田は1回2安打2失点(自責1)で防御率4.28となった。