工藤監督とコーチ陣が熱血指導 ホークス石川「最後までもがいて食らいつく」
最後まで“もがく”石川、「生半可なピッチングはできない」
「期待されている以上、それに応えないといけないという意識がある。今日は投げないという選択肢もあったけど、疲れがあるとか、それを言い訳にできる立場じゃないし、良くなって来ているという感覚を確認したかった。こうしていろんな人に見ていただけるのはありがたい」
プロ初登板、初先発での初勝利を経て8勝をマークし、リーグ優勝にもしっかりと貢献した。この1年を本当の“飛躍のシーズン”にするためにも、最後まで弱音を吐くわけにはいかない。
「このマウンドで投げている以上、守ってくれる野手のみなさんや応援してくれるファンのみなさんがいる。生半可なピッチングはできない。こうして上(1軍)で調整させてもらっているんだから、とにかく最後までもがいて食らいつきたい」
日本シリーズ終了まで、あと1か月半。その舞台にたどり着くためにも、石川は最後の“もがき”を続けていく。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)