イチローの10年連続200安打に改めて脚光「とんでもない連続記録」

アルトゥーベが4年連続200安打達成

　アストロズのホセ・アルトゥーベ内野手が27日（日本時間28日）、敵地でのレンジャーズ戦でシーズン200安打を達成した。これで4年連続の大台到達となった。この偉業達成を受け、イチローの10年連続200安打が改めて脚光を浴びている。

　2011年にメジャーデビューを果たしたアルトゥーベはここまで首位打者と盗塁王を2回ずつ獲得し、昨年まで3年連続で最多安打を記録。今季もア・リーグトップの安打数を積み上げ、この日の初回にはレンジャーズ先発マルティネスから右翼へ今季200安打目をマークした。

　4シーズン連続の200安打に祝福の声が上がり、今季アストロズを地区優勝に導いたヒンチ監督も自身のツイッターで「このチームを指揮することが大好きな理由はたくさんあるが、これはその一つだ。アルトゥーベ、4シーズン連続の200安打以上、達成おめでとう」と賛辞を贈った。

　そんな称賛と同時に挙がったのはイチローの偉業を称える声だ。MLB公式サイトは1947年以降、イチロー（2001～10年）、マイケル・ヤング（2003～07年）、ウェイド・ボッグス（1983～89年）、カービー・パケット（1986～89年）に次ぐ史上5人目の快挙となったことをレポート。複数の記者やメディアがアルトゥーベの4年連続とともに、イチローが10年連続で200安打を放っていることをツイッターなどで伝えた。200安打を10回達成したのはピート・ローズとイチローの2選手だけで、10年連続はイチローが唯一達成している。