最多敗戦は「103」 ヤクルト球団最多タイ94敗を歴代敗戦数と比べると…

スワローズは1950年に94敗も最下位免れる

 スワローズの最多敗は1950年、国鉄スワローズ時代に記録されたが、この年はチーム創設1年目。国鉄は各地の鉄道管理局からアマチュア選手を入団させたが、首位から57.5差の7位に終わった。ただしその下に96敗した広島がいたため最下位ではなかった。総監督の楠見幸信、監督の西垣徳雄も国鉄出身だった。この年の国鉄には400勝の大投手、金田正一が入団している。

 今季のヤクルトはあと3試合残っているが、全部負けると97敗となり、21世紀以降の最多敗である2005年の楽天に並ぶ。この年の楽天も創設1年目、拡張ドラフトで各球団から集まった選手を田尾安志監督が率いたが、開幕2試合目にロッテに0-26で大敗するなど、負け続けた。

 ヤクルトは2年前の2015年には優勝している。当時とメンバーはかなり変わったが、主力選手は変わらない。故障した選手が続出したことが大きいとされるが、退任が決まっている真中満監督のためにも、何とか3連勝して「史上最多敗タイ」で踏みとどまりたいところだ。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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