古巣Wソックスで始球式の井口 米メディア「今後も忘れ去られることはない」

ホワイトソックスの本拠地で始球式を行ったロッテ・井口資仁【写真:Getty Images】
ホワイトソックスの本拠地で始球式を行ったロッテ・井口資仁【写真:Getty Images】

2005年のWS制覇に貢献、古巣ホワイトソックスで未だ愛される存在

 今季限りで現役を引退するロッテの井口資仁内野手が28日(日本時間29日)のホワイトソックス-エンゼルス戦で始球式を務めた。引退セレモニーとして古巣ホワイトソックスの本拠地ギャランティード・レート・フィールドで行われたもので、井口は当時の背番号15を身に着けて登場。笑顔で始球式に臨んだ。

 移籍1年目の2005年に打率.278、15本塁打、71打点の成績を収め、プレーオフでも活躍。ワールドシリーズ制覇にも貢献した。2007年途中まで2シーズン半所属した井口は退団から10年が経過しても古巣で愛されている様子で、地元メディア「CSNシカゴ」電子版は「イグチはワールドシリーズ制覇を成し遂げた際の中核選手として今後も忘れ去られることはないだろう。このチームはとても愛された集団であり、10年以上が経っても人々の記憶に残っている」と伝えた。

 またホワイトソックスの公式サイトでもこの日の模様をレポート。記事の中で井口は「将来はMLBのユニフォームを着たいと思っています。監督やコーチとして、です」と語り、ワールドシリーズ制覇について「夢であったものが、あの時、現実となりました。最も素晴らしい思い出です。21年間のプロ生活でしたが、あの時のチームのことは未だ忘れることはありません」と振り返っている。

(Full-Count編集部)

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