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西武の“鬼門”ヤフオクドーム、日本一を目指すチームの鬼門突破のカギは?

最後まで苦手意識は払拭できないままだった。辻発彦監督率いる西武ライオンズ。28日に、敵地ヤフオクドームでソフトバンクとの今季最終戦を戦い、5-8で敗れた。先制点を奪いながらも、先発の岡本洋介がソフトバンク打線に捕まり、試合をひっくり返された。

“鬼門”防御率は7.74、打率も.203と奮わず…

 指揮官の「慎重になり過ぎるのか」との言葉を借りれば、ホームランテラス席の存在をバッテリーが過剰に意識し、慎重な攻め方になる。これにより、カウントが悪くなったり、さらには四球が多くなる。走者が溜まり、バッテリーが追い込まれた状態で投げて、甘くなったところを痛打される。無駄な失点がかさみ、さらには被本塁打が増え、もっと慎重になる。より苦しくなる。このパターンに陥っているように見える。

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 一方の打線も、ヤフオクドームでの戦いを苦手としている。打率.203は全球場の中で最も低く、投手陣がダントツの23本塁打を浴びている一方、打線は9本塁打と少ない。チーム防御率2.79とヤフオクドームで圧倒的な強さを誇るソフトバンク投手陣に、徹底的に抑え込まれている。

「ピッチャーが点を取られれば負けるし、接戦に持ち込めればどうにか勝ったりもしてるけど、ピッチャーが抑えないとな。もうちょっと大胆に考えないと、リード面も。逃げたら、やっぱり打たれる。球威のないピッチャーは、ストライク先行して、ボールを振らせるってしないと。ボール先行して取りに行ったら打たれる。慎重に慎重になりすぎるといけないと」と辻監督は言う。

 まずはクライマックスシリーズのファーストステージを突破しなければ、その先はない。ただ、ファイナルステージに進出すれば、再び鬼門ヤフオクドームでソフトバンクと戦うことになる。同じ戦いをしていては、厳しい戦いになるだろう。先発マスクを被った捕手別に見ると、炭谷が8試合で8敗、岡田が3試合で1勝2敗、森が1戦1敗となっている。カギを握るのは、バッテリー。恐れることなく、攻め込めるかが重要だろう。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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