イチローMLB代打最多安打に1本届かず スタントンは60発ならずもHR&打点の2冠
イチロー代打で左邪飛、田澤は5敗目
マーリンズのイチロー外野手が1日(日本時間2日)、今季最終戦となった本拠地ブレーブス戦で代打で出場したが、左邪飛に終わった。これで今季の代打安打は27本と変わらず、メジャー通算の28本には届かなかった。またこの日は田澤純一投手が救援したが3失点し、5敗目を喫した。60号本塁打が期待されたスタントンは59本塁打のまま終了。それでも本塁打王と打点王の2冠に輝いた。マーリンズは5-8で敗れ、ナ・リーグ東地区で77勝85敗の2位で終了した。
イチローはこの日、4-4と同点で迎えた6回1死一塁の場面で登場。相手3番手右腕ウィンクラーに対し、フルカウントから放った打球は左邪飛となった。ジョン・バンダーウォールが1995年に記録した代打安打28本のメジャー記録到達が期待されたが、あと1本届かなかった。今季136試合に出場し、196打数50安打3本塁打20打点1盗塁で打率.255。メジャー通算安打は3080安打まで積み重ね、歴代22位となった。
一方、田澤はこの日、4-4の同点の7回に登板したが、3安打を浴びて勝ち越しを許すと2死一、三塁の場面で降板。代わったニコリーノが3ランを浴びて、田澤にさらに2失点がついた。この日は0回2/3で3安打3失点。防御率は5.69となった。
また史上6人目の60本塁打が期待されたスタントンは「1番・右翼」でスタメン出場したが最後まで一発が出ずに終了。それでもこの日は2安打1打点をマーク。今季はナ・リーグトップの59本塁打、132打点で2冠を達成した。9回の最終打席を終えた場面では本拠地のファンから大きな拍手が送られた。
(Full-Count編集部)