パ・リーグ2位決戦は楽天が2-1で勝利、ウィーラー31号2ランで西武を下す
西武は十亀が6回途中2失点も打線が沈黙
楽天は2日、敵地での西武戦に2-1で勝利した。すでにクライマックスシリーズ進出を決めている両チームは2位を巡る熾烈な争いを展開。今季最後の直接対決2連戦の初戦は、楽天が制した。
楽天は先発則本が、初回に二塁打と2四死球で2死満塁のピンチを迎えるが、栗山を投ゴロに仕留めて無失点とする。2回、3回と連続で3者凡退に抑えるが、4回に中村にタイムリーを浴び、1点先制を許した。
打線は、西武の先発十亀の前に攻め手に欠いたが、6回、先頭ペゲーロが四球を選ぶと、続くウィーラーが31号2ランを左翼へ運び逆転に成功。援護をもらった則本は、直後の6回裏に2死から安打と2四球で満塁とするが、最後は岡田を空振り三振に斬り、リードを守った。
その後は高梨、ハーマン、福山と無失点リレーでつなぎ、貴重な勝利を手に入れた。
西武は、ルーキー源田が2安打で今季153安打とし、NPB新人安打数で歴代2位の長嶋茂雄氏に並ぶ快挙を達成したが、打線がつながらず。6回途中を2失点と粘投した先発十亀を援護できなかった。
(Full-Count編集部)