5安打5打点は「記憶にない」侍J社会人代表の山内が30得点の打線をリード
守っては投手陣を好リード「本当に信頼できる選手たちばかり」
5打数5安打5打点という貴重な経験に「記憶にないですね。全部、塁に出るということは、なかなかないと思う」とはにかんだ。また、台湾では練習時間が限られているため十分に体を動かせず、この日5度の出塁で「一気に運動不足が解消されました。いっぱい走れてよかったです」と茶目っ気たっぷりに笑った。
守っては、先発・谷川昌希(九州三菱自動車)、2番手・平尾奎太(Honda鈴鹿)を好リード。「谷川は、元々素晴らしいコントロールがあって、気持ちも強いピッチャー。彼の力通りに投げてくれたので、何も心配ないなと思っていました。平尾も自分のピッチングができたと思う。点差もありましたし、この先、しびれる試合になっても、ある程度、投げてくれるような予感をさせてくれました」と、投手陣への信頼を語った。
アジアNo.1を目指す戦いを爆勝で白星発進。「開幕戦ということで、みんな緊張して入った。そういう中で結果が伴ってくれてよかった。チーム全体がそんな感じだったと思います」。次戦以降に向け、「いつ声がかかってもいいように準備をしたい。本当に信頼できる選手たちばかり。その中で自分のパフォーマンスを出せればいいなと思います」と力を込めた。
(高橋昌江 / Masae Takahashi)