大一番を前に淡々…Dバックス・グリンキー、“捕手質問“に「僕の仕事じゃない」
記者の“誘導尋問”に…「僕の仕事じゃない。そういう質問だよね」
すると、グリンキーの声のトーンが珍しく上がった。
「それは誰が明日のキャッチャーをするかという質問かな。明日のキャッチャーが誰になるのか(決めるのか)は、僕の仕事じゃない。そういう質問だよね」
番記者の質問を誘導尋問と汲み取った様子のグリンキーらしい対応に、会見場には笑い声が響いた。
レギュラーシーズンで投打に好調だったDバックスだが、試合前日まで先発捕手が誰になるのか未定な状況だ。昨季までマーリンズでイチローと同僚だったジェフ・マシスと、マリナーズで岩隈久志投手とバッテリーを組んだクリス・アイアネッタのどちらが先発するか、トロイ・ロブロ監督も「今日の練習後に決める」と語っていた。
他の記者が「どう連携するのか、ただ興味深いのですが?」とフォローしたが、「彼らはどちらもいい仕事をしている。ジェフとは本当にいい仕事ができた。クリスともしばらく仕事をしてきた。いい関係だよ。だから、両方ともいいよ」と話すにとどまった。
今季は17勝7敗で防御率3.20。MLB史上最高額の平均年俸3442万ドル(約38億7500万円)を誇るグリンキーは、運命のワイルドカードゲームでも平常心でマウンドに上ることになりそうだ。
(Full-Count編集部)