Dバックス球団社長が独占告白、大谷獲りを表明「全力で獲得を目指します」

「メジャーで二刀流を実現できるタレントがいるなら、それは大谷しかいません」

　「メジャーで二刀流を実現できるタレントがいるなら、それは大谷しかいません。ナ・リーグで実現可能か？　彼は野手としても素晴らしい。毎日先発できる十分な実力の持ち主です。多くの価値の持っている。我々Dバックスのみならず、多くのナ・リーグのチームも大谷にアピールし、二刀流は実現できると説得をすることになるでしょう。

　まずは、投手として先発した後の疲労度をチェックしたい。何日間休養を取れば十分な回復ができるのか、彼が最高のパフォーマンスを発揮できるのか、見定める必要があります。しかし、大前提として彼はヒットを打てる。そして、我々も打者としての才能も最大限に発揮してもらいたいという点です。どのチームも打者として、そして投手として彼の実力を最大限に発揮する方策を模索することになるでしょう。彼はあまりに優秀なので、もしDバックスを選んでもらえるなら、打者としても投手としても実力をいかんなく発揮してもらいたい」

　投手として、打者として、類い稀なる才能を存分に発揮できるよう、大谷のコンディションに注視しながら二刀流の実現を後押しするつもりだという。

「いつの日か、両リーグでDH制が導入されるかもしれません。彼は運動能力が高いので、野手でも活躍が期待できます。打撃も魅力です。ナ・リーグではピッチャーも打席に立つことができる。ア・リーグのチームと異なり、そこは彼にとっても我々にとってもメリットかもしれません」

　投手が打席に立つナ・リーグならば、打者としての感覚が鈍るリスクは少ない。その点では、ナ・リーグに所属する球団は、大谷に大いにアピールすることが可能だ。

「我々は彼がここでプレーしたいと思うことを願っています。もしもポスティングが正式に決まれば、機会を見てDバックスについて自己紹介し、居心地の良さを感じてもらいたいですね。大谷に限らず、どの選手に対しても、リスペクトが大事です。お互いに心地良さを感じられることが必要です。互いに理解して、リスペクトする。そういう関係になれたら素晴らしいですね」

　大谷を口説き落とすために直接出馬に踏み切る意思を見せたホール社長。是が非でも争奪戦を制するという決意が、前面に押し出されていた。

（Full-Count編集部）